パリとニューヨークで思考する

長年NYに暮らし、パリに住み、日本に戻ったアーティストの忘備録。

世界がドストエフスキーの『悪霊』のようになってきたよ。

パリの外出禁止令が緩和されたので、メトロは使わずに歩き回っています。太陽光でビタミンD摂取してます。

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私がフランスで使っている銀行、クレディ•リヨネ(LCL) の美しい支店を見つけました。

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柱頭にライオンの装飾がついている。強そうなビルです。

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強盗を威嚇する、守護神のようだ。

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この建物、最上エリアには女神柱の装飾がされていて、素晴らしいです。

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今回は、コロナ禍で起こる人間心理と悪について書きます。ちょっと重いです。

前にも書いたけど、私は10代でドストエフスキーの『罪と罰』にハマり、「これが文学か!」と感動し、『カラマーゾフの兄弟』『白痴』を読みました。

『悪霊』は、原作は読んでないけど、アンジェイ•ワイダ監督のフランス映画を見ました。無神論者、ニヒリズム社会主義無政府主義がテーマで、人間の心に住む「悪魔」を描いたお話です。

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アンジェイ•ワイダ監督『悪霊』

映画はランベール•ウィルソン主演で、イザベル•ユペールやオマー•シャリフが出ていた豪華キャストだった。ドストエフスキーの長編を2時間にまとめるのは無理があるのか、見てる間に途中でウトウト。しかし最後に登場人物がバーン!と自殺してしまい、「こえええ!」とおったまげた記憶がある。一気に目が覚めた。

謀計で社会を混乱させ、嘘を真実にするため自決してしまうのです。「主義のために死を選ぶのは、怖い!」と、ゾッとしました。

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アンジェイ•ワイダ監督『悪霊』

コロナ騒ぎのメディア報道を見て、今の世の中が「嘘、欺瞞(ぎまん)、策謀」に満ちていると感じます。昔見た映画『悪霊』のシーンを思い出します。

 

以前、『フランスの闇とゾンビ』というブログを書いたけど、もっと罪深い話があります。

franceinfoで、ある記事を読みました。フランス東部のアルザス地方にあるEhpad(老人ケアホーム) で働く、レアという看護師のインタビューです。フランスでは、コロナで高齢者施設だけで1万人の老人が亡くなっています。

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franceinfoの記事

フランス保健局が『décret Rivotril リヴォトリル命令』を発令し、フランス東部で、コロナで危篤状態のお年寄りに、Rivotril リヴォトリルという筋弛緩薬が投与されました。これを飲ませると、72時間苦しむところが2時間で亡くなるそうです。お年寄りたちは、約6畳の個室で、孤独に死んでいきました。リヴォトリルの投与を決めるのは医者で、「家族の同意は必要ない」ことになっています。

お年寄りは窒息しながら亡くなり、指や足が酸素不足のために青くなっていました。苦しんで体を丸めるので、最後は胎児のような形になっているそうです。

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『décret Rivotril リヴォトリル命令』の記事 L'Obs.com

3月に、マルセイユ医大のディディエ•ラウト教授が、ヒドロキシクロロキン療法を提唱しています。しかし、フランスの権威は薬の早期使用を認めず、多くの老人が亡くなりました。

老人の大量殺害?

一番トラウマを負ったのは、介護ホームで働く看護師たちです。看護師のレアは、一人で100人の世話をしていたそうです。

パリの中国大使館員が、「フランスでは、介護施設で老人が見捨てられたまま死んでいく」と発言して、フランスで話題になりました。このコメントに対し、"フランス政界のあらゆる勢力が反発し、高齢者施設の擁護に回った" そうです。私は「あ、図星なこと言われてる」と思いました。中国が言うから腹が立つけど、ズバリ、その通りですよ!

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上はヒドロキシクロロキン療法の回復率チャートです。トルコとモロッコは、この治療法を採用したので、回復率が高いです。ロシアも2週間遅れで治療を開始したら、一気に上昇しました。フランスは治療法を認めていないので、底辺に沈んだままです。 

早期の治療は認めていないのに、安楽死として『リヴォトリル命令』が発令されるという、非業な措置が取られました。

 『フランスの闇とゾンビ』のブログで、「日本のコロナ治療は『川のせせらぎ』のようにスムーズだ」と書きました。本当にそうなのです。日本の治療状況には"優しさ"があります。政府は「治療薬は使わせない」と意地悪もしていませんし、老人ホームの介護士安楽死の手助けをさせる法令も出していません。

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今回のコロナ騒ぎで、左派の傲慢さに呆れかえっています。 

Twitterで、パリ在住の英国人のTweetが回ってきます。彼らは気取ったインテリ左派で、「トランプが勧めるヒドロキシクロロキンを認めるのはダサい」「ラウト教授はインチキ」「米国のDr.ファウチは信用できる」「早くワクチン欲しい」という心境のよう。

インテリ左派は「自分はコロナには罹らない」 と、高みの見物をしています。人が大勢亡くなっているんだから、慈悲の心を持って見ればいいのに、ヒドロキシクロロキンと教授を馬鹿にして、笑い者にしてる感じ。左派の意地の悪さ、歪みっぷりにうんざりです。

一方米国では、トランプ憎悪のネタとして、ラウト教授は左派メディアから利用されてます。

↓ 印象操作の記事を載せるニューヨーク•タイムズ。

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Antoine d'Agata/Magnum Photos

この記事は、「レムデシビル」のギリアドから金をもらっている医師がコメントしたもので、ラウト教授の悪評を狙った策略だ、と前回書きました。ギリアド社はインフルエンザ特効薬タミフルを開発し、巨額の富があります。

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NYのトーク番組のビル•ゲイツ(左)とDr.ファウチ(右)

左派の民主党のニューヨーク民は「ビル•ゲイツはいい人だ」 と信じているようです。NYに住む日本人の"出羽守"も、Dr.ファウチのことを、副大統領になって欲しいと願うほど、信奉しているようです。

 ↓ 私はビル•ゲイツを信用していません。ここで書きました。

今週、米国のモデルナ社が、ワクチンの初期治験をしたとのニュースが入ってきました。

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Newsweek Japan の記事

モデルナ社は、ビル•ゲイツが出資している会社です。以前は15億ドルの負債を抱えて倒産寸前だったのが、ゲイツに助けられ、Dr.ファウチの支援で、急遽コロナワクチンに力を入れました。

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moderna社のウェブサイト

このモデルナのワクチン治験は、動物実験をカッ飛ばして、直接、人間に打っています。治験に参加した人には、1100ドル支払われたらしい。おまけにモデルナは、ワクチン開発に成功したことがない。完全に人間モルモット状態です。

治験者たちの数年後の健康状態が気になる。"抗体獲得"よりも、ワクチンの副作用に注目した方がいいよ。

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STATnews.com

モデルナのmRNAワクチンは実験的なワクチンで、次世代に受け継がれる「遺伝子改変」が起こるそう。mRNAのテクノロジーは人間に効いたことがなく、科学者はこの種の実験に反対しているそうです。

コンピューター技術に革命あってもいいけど、人間の細胞に革命が起こったら大変だ。

ビル•ゲイツ出資のワクチンには気をつけよう!

 

時を同じくして、ドナルド•トランプが「コロナ感染予防に、ヒドロキシクロロキンを2週間前から飲んでいる」と爆弾発言をしました。

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この発言で、ヒドロキシクロロキンが再び脚光を浴びました。トランプはわざと狙って発表した?ビル•ゲイツ出資のワクチンから注意を削いだかな。

右派ヒドロキシクロロキン支持と、左派ワクチン支持で、攻防しています。

↓ これは、トランプ嫌悪のリベラル左派。このNYの青年は、コロナ陽性で入院したけど、病院でヒドロキシクロロキンを処方されたので「トランプが間違っていることを証明したいから、早く死にたい」と言っているそうです。NYはこんな民主党が多いです。(後記:すいません、この記事はフェイクニュースでした。でもトランプ憎悪の民は同じことをTwitterでつぶやいているので、結局は同じ。)

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主義とか、ポリシーとか、プライドとか、どうでもいいんですよ。此の期に及んで「自分のスタイル」にしがみついている人間がいるのに呆れます。こういう人たちは、フランス東部で、治療薬も与えられずに安楽死させられた老人たちに、何て言うのかな。

カッコつけの左派が多すぎる。

欺瞞(ぎまん)、プライド、イデオロギー、策謀が世に溢れ、メディアで印象操作が行われています。日本でも左派メディアの煽りで、炎上が起こってますね。

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ドストエフスキー『悪霊』の表紙

策士たちが煽ってくる奸計に引っかからないように、注意しましょう。

悪霊退散!ガオ〜!

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