パリとニューヨークで思考する

長年NYに暮らし、パリに住み、日本に戻ったアーティストの忘備録。

嘘と陰謀が渦巻くロックダウン封鎖

こんにちは。パリの楽しい話を書きたいんですが、緊急事態なので、今回もコロナの話題になります。前半をパリの様子、後半を "嘘と陰謀" について書きます。今回はいつもより多く偏見発言を連発しますので、よろしく。

 

コロナウィルスによるパリ封鎖も2週間経ちました。通りは、買い物にいく人の姿だけ見られます。

お気に入りのパン屋に「しばらく閉まります」の張り紙が出たので、新しいパン屋を探しに出ることになった。18区のモンマルトルの方へ歩いて行って見ました。『外出許可証』を持参し、家から1kmの距離までなら歩けます。

誰もいないモンマルトルの通り。

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大人しくスーパーマーケットの前で待つ人々。

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ムスリムの肉屋の前で順番を待つムスリムの人。18区は移民が多い。

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享楽のイメージが強いパリが閉鎖するとは、どうなることかと思ったけど、意外にもフランス人はいうことを聞いて、家で大人しく過ごしている模様。

フランス人、やればできるじゃないか。

ただし、家にいる時間が増えると家庭内暴力も増えて、暴力を阻止するCMが出るようになりました。暴力から保護した女性をホテルに収容しているようです。

フランスでは毎日、夜7:30ごろになると、保健省のジェローム•サロモンが出てきて、本日のコロナ感染者数を発表します。これを毎日繰り返してます。

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手話通訳も必ず出てくる

夜8時にはTVの中継で、フランスじゅうの家庭のベランダから、医療従事者に向けて、人々が応援の拍手と喝采を送ります。私の窓は裏庭でシーンとしてるので、テレビ見ながら一緒に拍手したりお祈りしています。

フランスは死者数が4000人を超えました。でも昼に食料の買い物に出ると、通りは静かで、人々は穏やかに通りを歩いているので、病院でたくさんの人が亡くなっている戦争のような現実と、パリの静かな街の様子は、かけ離れています。

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フランスのマスク工場を訪れるマクロン大統領。『フランス製』を目指しているらしい。先週のミュルーズのフランス軍テントが寒そうだったので、マクロンが元気そうでホッとした。やはり一国のトップが、元気で溌剌としているのを視覚的に見せるのは、良い効果。

概してフランス人は、今のところ、マクロン大統領のいうことをちゃんと聞いて、「おりこうさん」にしています。

パリからの報告は、以上です🎵。

 

さて後半、ここからが本題です。コロナウィルスの治療薬が2つ、話題になってます。

一つ目は、ヒドロキシクロロキン。数週間前から、フランスのTVで「治療方法が発見されたか?」と、あるフランス医の映像がよく出てくるようになりました。私はその医者の顔を見て驚いた。

ドナルド•トランプの主治医か!?

左がドナルド•トランプの主治医の米国医師ハロルド•ボーンスタイン、右がフランス人でコロナ治療薬を提案したディディエ•ラウト教授。似てます。↓

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ピンクのシャツを来ているのは偶然??

右側の、フランス•マルセイユ医大のディディエ•ラウト教授が、抗マラリア薬のヒドロキシクロロキンとアジスロマイシンの組み合わせが、コロナウィルスの治療薬として効果的だ、という報告をしたのです。
これを知ったドナルド•トランプが、ラウト教授の報告を気に入り、すでにこの組み合わせで、米国で治療が始まっています。トランプは、元ロックスターのような容貌の医者が好きなんだろうか?NYでは、医者の処方により、良い結果が出た例があるそうです。

フランスでは、医者のアドバイスなしに独自で飲んだ人が3人亡くなっており、不整脈により心臓発作を起こす危険があるとのこと。医者の処方が必須です。

 

もう一つの治療法は、日本の富士フィルム富山化学が開発した薬、Avigan アビガン。臨床試験が開始されました。副作用として新生児に異常が出るので、妊婦は飲めません。でもコロナの死者は主に老人なので、『中高年用』として治療に使用すればいいということですよね。

日本の人は「こんな副作用の強い薬を許可するなんて!」と文句言ってる人が多く、驚きます。日本で日本人が作った薬がある、という事実だけでも、素晴らしいです。世界には、薬を開発するだけの能力を持っていない国が多いです。(←差別発言) コロナで世界中が震撼する中、自分の国で薬を用意できる (地産地消?できる) 日本は偉いなー、と思います。

アビガンも試験中なので、コロナ治療にどれくらい効くかは分かりませんが、希望があるのはいいことだ。イタリアにも送り3/24から試験開始したらしいです。

 

さて、このブログ記事のタイトルを "嘘と陰謀の..." としましたが、フランスの嘘、日本の嘘ではないですよ。

中国の嘘と陰謀ですよ!

フランスで行われた意識調査のニュースを読みました。↓

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photo via The Local France/AFP

フランス人の26%が「コロナは人工的に作られたウィルスだ」と思っているとのことです。この調査は1008人に行われただけなので、全ての人ではないのですが、わりと多くの人がそう思っているのだな、と驚きました。

そして今週、YouTubeでイタリア人男性のビデオを見ました。

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日本の大学で講師をしている日本語ペラペラのイタリア人男性「カンちゃん」が、イタリアに一時帰国した間に封鎖になり、日本の奥さんの元に帰れなくなり、 YouTubeでイタリアの異常事態について語ったビデオでした。

イタリアには今、中国、ロシア、キューバ等から応援が来ています。なぜかロシアの「生物兵器部隊」の軍人が来ていて、イタリアの現状が異常だ、とのこと。カンちゃんは「このウィルスは自然発生ではないのではないか?人口ウィルスじゃないのか?」と YouTubeで怒っています。何らかのミスで、ラボのウィルスが漏れたのではないか?と示唆。2015年、イタリアの国営TVで、中国のウィルス研究所についての番組が流され、人間に感染するウィルスを研究している武漢の様子が、放映されたということです。

 

コロナは人口製だという噂は以前も聞いて無視していたけど、この YouTubeビデオを見て、「もしかして...?」とその案もあるなと思うようになりました。実際、イタリアに送られたロシアの医療器具は全く使い物にならず、イタリアでは「ロシアの宣伝」だと思われているようです。↓

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ビジネス•インサイダーの記事

イタリアは中国と繋がりが深いんですね。これは1年前の記事 (2019年4月)で、米国がイタリアに対して「中国とロシアに気をつけろ」と警告している記事です。↓

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握手をするイタリアのコンテ首相 photo via ANSA.it

もし本当に、ウィルスが自然発生でなく人口だとしたら、中国と仲良くしていたイタリアにも責任があり、隣にいるフランスは、とばっちりを受けていることになります。

ウィルス感染映画というと、2011年のスティーブン•ソダーバーグの『Contagion コンティジョン』があるけど、「キチガイ科学者が人口ウィルスをばら撒く映画は以前に見たぞ」と記憶を辿ってみたら、テリー•ギリアムの『12モンキーズ』(ブルース•ウィリス、ブラット•ピット出演) がそうでした。こんな時期に何ですが『12モンキーズ』は面白いので、おすすめです。

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テリー•ギリアム監督映画『12モンキーズ

そんな中、英国のボリス•ジョンソン政府は、「中国は嘘をついている!実際のコロナ感染者数は40倍だ」と、中国に対して、怒り出しました。

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ビジネス•インサイダーの記事

また、中国の信頼できるウェブサイトの報告によると、武漢では40,000点の骨壺が発注されているそうです。骨壺4万点なら、本当は4万人死んでるのではないか、ということです。発表されている数は3300人です。

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武漢の倉庫に並ぶ4万個の骨壺の写真

フランスもビシャッと言いました。フランスのドモシャラン欧州問題担当相は、「助けるのはお互い様です。中国とロシアは、自分の国を"演出"しています。」と、中国とロシアに厳しい目を持っているようです。

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photo via SankeiBiz.jp

人口ウィルス説、実際のコロナ感染数は発表されている数の40倍説、イタリアを助けるふりをして自分の国の宣伝をする中国とロシア。なぜかイタリアにいるロシアの生物兵器専門部隊。何だか、映画のような世界になって来ました。

そんな中、調子に乗った中国が、野生動物マーケットを再オープンしたニュースも飛び込んで来た。ええっ!?野生動物マーケットは、永久に閉めたんじゃじゃなかったの!?相変わらず、犬や猫、そして感染源となったコウモリを殺して売っているそうです。

また騙されたよ!

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丸焼きの犬が並ぶマーケット。 photo via Daily Caller

 一方、ブラジルのビーチでは、人のいなくなった平和なビーチで、100匹のウミガメの赤ちゃんたちが、静かに海に入っていく様子が撮影されました。

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photo via The Guardian

「人間が消えた地上は、過ごしやすいな〜」 by どうぶつたち
終わり。

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