パリとニューヨークで思考する

長年NYに暮らし、パリに住み、日本に戻ったアーティストの忘備録。

フランスのコロナウィルス対策と国民性の考察

今週、コロナウィルス感染者が38人に達し、フランスも真剣に対策に踏み込みました。このウィルス騒動を観察し、個人的に思ったことを書きます。再び、差別発言を連発するので、注意です。 

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18人目の感染者が出たことで会見する関係者トップ

先週末、イタリア北部でコロナウィルス感染が大量発生し、イタリアの街が閉鎖されパニックが起きた事実を受け、対岸の火事のように見ていたフランスも、さすがに「大変だ!」と驚いた様子でした。ニュースを流すTVチャンネルも、今週はずっと「Coronavirus」の報道をしていました。

2/24(月)、イタリアに住む YouTuberの日本人女性が「差別が怖い」「友人と食事に行く予定だったけど、アジア人が集まっていると注目されるので、キャンセルした」と YouTubeで語っていた。

オランダに住む日本人男性は「オランダの空港で白人から、笑いながら『コロナ!』と言われた」という YouTubeビデオを出していて、「なんですとぉ~!?」と驚いた。インドにいる日本人の YouTuberカップルは、インドを歩いていると『コロナ!』と呼ばれたそうです。インド人が日本人に向かってコロナ?まあ、インド人は愚かだから (←差別発言) どうでもいいとして、海外に住んでいる日本人は、コロナを怖がっていません。「中国人と勘違いされて差別を受けること」を怖がってます。

ツイッター上では、「来週、イタリアへ旅行に行く予定だったんですけど、こんな状況なんで、キャンセルしました」「お金もほとんど戻って来ません…」と悲しむ日本人のツイートが流れ、さすがに日本人は、『危機察知』『自主規制』の精神が高いなあ~と思いました。冷静に自己制御のコントロールができるのは、素晴らしい。

YouTubeTwitterで、世界中に住む日本人のメッセージを見れるので、便利な世の中です!

 

私は長年、ニュースはイギリスの『The Guardian ガーディアン』を読んでます。イタリア北部でコロナウィルスが発生してイタリア人がパニックになっているという報道を見て、「おや?」と思ったことがありました。 

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2/24(月)のイタリアの様子。photo via France24

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2/24(月)のヴェニス。マスクをつけて観光する中国人。photo via Daily Mail

イタリアの観光地に、中国人だらけ。私はてっきり中国人は帰ったのかと思ってた。中国から発生したウィルスでイタリアがショックを受けているのに、なんで平気で観光してるの?この人たちは、何を考えているんだろう? 

中国人、欲深いな…

コロナウィルスの報道から1ヶ月も経っているのに、当の中国人は、臆することなくガンガン海外旅行をしているらしい。イタリア人の神経を逆撫でして、アジア人嫌悪を誘引するようなことをしないで欲しい。「迷惑がかかるから、キャンセルする」という『気遣い』はないのだろうか?

欲望を 手放せないのか ちゅうごくじん (←俳句)

 

そして 2/26(水)、フランスのブルゴーニュ地方で、ワインツアーに来ていた香港人観光客が、Ibisホテルの中で死んでしまった、というニュースが飛び込んで来た。

私はフランスの英語圏ウェブサイトの Twitterをフォローしていて、このニュースは、英語コミュニティーから入って来ます。死因を調査中で、コロナで死亡したかはまだ確定していないようです。

フランスでの最初のコロナウィルス死者は、2/14に亡くなった80歳の中国人観光客。もう一人は、今週亡くなった60歳のフランス人教師。ブルゴーニュ香港人もコロナによる死亡であれば、フランスでの死者は、3人中2人が中国人観光客となる。(後記:←この香港人はコロナ死ではなかったようです。) 

先週イタリアでパニックが起こって、今週はヨーロッパに住む日本人が皆、警戒態勢をとっているこの時期に、のんきにワインツアーやってた香港人は、何を考えているの?『心構え』『用心する』といった精神がないんだろうか?おまけに、80歳の中国人旅行客って、何だろう?自分の国から広がったコロナウィルスが蔓延している時に、80歳にもなって、旅行欲を手放せなかったんだろうか? 

中国人の感覚には、『自己制御』がないのか?

 

私はフランス語が達者ではないので、フランスのニュースは詳しく分かりません。ただし、TVのニュースから「シノワー、シノワー (中国人、中国人)」と耳に入って来るので、中国を警戒しているのは分かる。「中国人=危険」という考えが浸透したら、日本人まで勘違いされる可能性があります。

ヨーロッパに住む日本人のツイッターでは、やはり差別されるのではないかと気にかけているツイートをよく見かける。欲を手放せない中国人観光客の、やりたい放題の行為のせいで、海外に住む日本人は、気を揉んでいる。

 

コロナウィルスは、中国の野生動物を売買する市場から始まったと言われています。(専門家はコウモリから人間に感染したと分析しているようです。) 中国人は犬や猫を食べるので有名です。昔、旅漫画家のグレゴリ青山さんの本で、中国の市場でおばちゃんが猫の頭の皮をツル~ッと剥いているのを目撃した漫画を見たことがあり、「ヒエ~、中国コワイ!」と思った記憶がある。こういった中国人の悪徳習慣を見直す時期に来ている!と思います。

↓コロナウィルス騒ぎで、中国の悪質な動物農場の現状が暴かれたことを示す記事。

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20,000件の動物舎が閉まったとのこと。photo via The Guardian

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動物肉の値段を書いた表。中国の野生動物マーケット。photo via The Guardian

 

ちなみにフランスの様子ですが、ウィルスの拡散を覚悟している様子はあるが、それほど悲壮な感じは受けません。感染者数もまだ38人だし。

TVでは、マクロン大統領が病院で医療関係者と会話している光景が映され、その後イタリアへ飛んで、イタリアの首相とコロナウィルスの会議に出席した映像が流れていました。一国のトップが、病院関係者と対話し、被害にあっているイタリアとも協力関係を結んでいることを、視覚的に強くアピールしているので、「やることはちゃんとやってます!」という余裕を感じる。

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イタリアの首相と会見するマクロン

政府関係者がウィルス対策を発表する時も、宮殿のような綺麗な建物から放映しているので、どこかエレガントで優雅さを感じ、逼迫(ひっぱく)した感じを受けない。ウィルス防止にマスクを200 million (2億個?) 注文したそうだ。

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緊急会議も宮殿のような場所でやっているのでエレガント

今の段階では「フランス、準備できてるな」という印象。

やはりフランスは、第二次世界大戦で国をドイツ軍に侵攻されても結局勝てたので、「攻められてもやり通す自信はある!」といったものを感じます。「我慢しろ、我慢しろ」の日本とは違うかな。 とりあえず、感染者数は少なめに抑えているフランス。これからどうなるか...。中国人観光客をいかに抑えるかが課題だな。

 

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