パリとニューヨークで思考する

長年NYに暮らし、パリに住み、日本に戻ったアーティストの忘備録。

グラストンベリー•アビーと聖なるサンザシの丘

イギリス旅の続き。グラストンベリー•アビー(修道院跡)へ行きました。

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7世紀に建立された修道院の遺跡。観光客は£6支払うけど、グラストンベリー在住者は無料。敷地内を犬の散歩をしている人がいました。

f:id:akbrooklyn:20181118043859j:plain ↓↓ 伝説のアーサー王と王妃グィネヴィアの棺が見つかった場所。

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コスチュームを着て、アボッツキッチン(修道院長の台所) を案内しているガイドさん。入り口にも、アーサー王のようなコスチュームを着た金髪のお兄ちゃんがいた。総じてグラストンベリーは、アーサー王やペイガン(異教徒) のコスプレの街。

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この当時の修道院長には権力と地位があり、今でいう市長さんぐらいの地位があったらしい。外からの来客をもてなすために、修道院長のための台所がありました。

悪名高きヘンリー8世の命令により、アビーの最後の修道院長は、1539年にトーの丘で絞首刑になります。実の妻を数人死刑にしたヘンリー8世には、以前からおぞましい印象しかなかったのが、ここグラストンベリーに来てまでヘンリー8世の悪行を知るので、呆れてしまった。

アビーの敷地内からも、トーの上の聖ミカエル教会が見えます。

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グラストンベリー滞在の最終日に、Wearyall Hill (ウェアリオール•ヒル) を登り、『聖なるサンザシの木』(ホーリー•ソーン) を見に行きました。

伝承では、イエス•キリストの遺体を引き取ったとされるアリマタヤのヨセフが、キリストの血を受けた聖杯を持って、杖をついてこの地を訪れた時、彼の持っていた杖がこの丘に突き刺さり、サンザシの木になったとのことです。

B&Bの宿の人によると、グラストンベリーに点在しているホーリーソーンはこの挿し木で、オリジナルはこのウェアリオール•ヒルの聖なるサンザシだとか。

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羊が放牧されている丘の斜面を登っていくと... 見えた!聖なるサンザシの木です。遠くからでもはっきりと堂々と見えて、ハッと目を引きます。住民たちによってリボンのデコレーションで飾り立てられていて、人形のよう。

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以前は枝葉を広げた木だったサンザシ。なぜこのような "木の残骸" になっているかというと、2010年に暴漢がやってきて、木の枝を全て切り落としてしまったのです。

枝は切り落とされましたが、サンザシの木は住民たちによって飾り立てられ、満月の夜には、ヒッピーの老若男女が集まって、木を囲んでパーティーをするそうです。私が去る時、犬の散歩のおじさんがやってきました。住民の散歩コースみたいです。

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聖なるサンザシの木も、グラストンベリー•トー (丘) を見渡しています。向こう側に、丘の上の聖ミカエル教会が見えます。

聖なるサンザシの丘に行ってみたい方は、 Magdalene St を西に右折して、Hill Head から行くと便利です。歩き続けて民家がなくなった辺りに、丘への入り口のゲートがあります。A361 側にもゲートがありますが、急斜面を登って行くことになります。

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